
ARTICLE by Machida, about tomlab, bmblab, softl music:
musee vol.32 Jul. 2001
ザ・サウンド・オブ・ケルン
tomlab, bmblab, softl music WORDS/町田良夫
tomlab
tomlabは、1997年、Tom Steinleによってケルンで設立されたレーベルだ。
1stリリースの『VISOR』は、当初CDRでリリースされ、現在はデジタル・ナルシスよ
りリイシューされている。現在まで14枚リリースされているが、どの作品も、質が極め
て高い。レーベルの音は、エレクトロ・アコースティク中心であるとはいえ、ジャンルという
呪縛を感じさせない、あくまで音のもつ本質的な部分で集められている。これらのCDをまと
めて聴くと、断片だった音の質が、お互い共鳴し、なにか名付け得ぬ質を持つイメージが浮かび上
がってくる。彼らの活動のペースは決して早くはないが、ワインの熟成がごとく、時の経過が質に
よい影響を与えている。また、アートワークも丁寧にデザインされたものばかりだ。リリースさ
れたCDのサンプルは、彼らのウェブサイトで聴くことができる。
bmblab/a.f.r.i. studios
bmblabは、1998年、a.f.r.i studiosのAndres F.Krauseによって同じくケルンで設立
されたレーベルだ。現在まで、3枚リリースしているが、今後のbmblabからのリリース予定はない。
(a.f.r.i studiosは、2ndとして『Room Service』をドイツのTONSCHACHTから秋にリリース予定。)このレーベルのもっている質は、ボイスのもつそれと共通するものがある。極限まできりつめられたそのサウンドは、イメージを喚起させるメディアというよりは、「存在としての音そのもの」という性格が強い。
softl music
softol musicは、2001年、TomとAndresによって設立された新レーベルだ。2001年9月
に町田良夫、恩田晃のソロがそれぞれリリースされる。このレーベルからのCDは、OVALのジャケットデザインで知られるFrieda Luczakによって統一される。
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